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2017年12月16日 (土)

LM750HSでTVチューナは使える?

前置き:電子製品の改造は個人の責任で行うものです。配線ミスや組み付けミスなどによっては火災・事故・財産の損傷などに繋がることがあります。当然ですがメーカーの保証は受けられなくなりますし、筆者はこれらの事象については一切関与しません。あらかじめ御了承ください。

オークションで落手したLM750HS。光学ドライブとLEDへのフィルム基板が外れていただけ、というとっても上品なジャンクをステキな値段で落札。
ぼちぼち、ノマドっぽい仕事の相棒に使うとして。
先日入手していたLL770FSとは殆どハードが一緒なのに気付いて、もしかしたらLL770FSでリカバリしたHDDを入れてやったらTVもOKなのかな?と好奇心のツノがもたげてくる。

まずはLL770FSでリカバリしたHDDを用意して、装着。
…あれー。トラックパッドの反応が悪い。間欠的にしか効かない。これは後で対処するとして、無線でのペアリング。
なんかいまいち。結局、LL750FSに無線カードを持っていってペアリング。
これは成功したけど、(放送局の設定のために)SmartVisionを立ち上げると「機種が違うでしょ」と出て中断。

こっから先はハック的な要素があるので、良い子の皆さんはクリックしちゃ駄目だよ。

方法としては機種情報を参照している部分をハックする事になるのだけど、面倒なのでハードの方を書き換えてみようともくろむ。

つまりBIOSで表示される機種情報を(一時的にですよー)書き換える作戦。
これは当然BIOS書き換えツールの出番なのですが、LLシリーズとLMシリーズではBIOS画面がちょっと違うのね。LMはAmiのaptioという割と新しいバージョン。

あっちこっち漁って、書き換えツールをダウンロードして、ひとまず現在のbios情報を読み込み。進捗マップはなぜか先頭ではなく後半あたりから開始してる。んん??
ツールのバージョンが合ってないの?と思っても、別なバージョンでは「プロテクトされてるっしょ」と遮断されて使えないし。

その後、書き換えた人の話では「ちょっと画面が乱れて静止状態になるけど、裏で動いてるから放置だよー」とあるので、読み込んだファイルをそのまま書き込んでみる。
やはりちょっと画面が乱れた後、静止状態になる。
ちょっと小休止して戻ってきても変化なし。排熱も凄い状態。えー、ハングアップ?

おそるおそる電源を切り、再通電。一瞬だけLEDが付いて、また消灯。画面も出て来ない。
BIOSいじり派の<やっちまったー!>ではある。私にとっては初めての失敗。

くよくよしても始まらないので次善策。
・BIOSを読み書きするハードツールを入手。
・オリジナルのBIOSデータを入手。
ということでツールは無難にCH341Aを入手。
オリジナルのBIOSデータは、珍しく全く同じモデルで色違いのボトム部分だけが即決価格で出品されており、内容確認の質問を飛ばして落札して「マザーボード入りとお見受けして~」とコメントして、同時落札のキーボードとの同梱の送料確認を依頼。

したら「あー、マザーボードは別にしていて、もう落札されたんですよー」でめげるも、普段から丁寧なやり取りのおかげでボトムの落札は無しということにしていただく。

さっと届いたCH341Aでもって、LM750HSのボトムを完全分解。ネジの種類さえ間違えなければそれほど混乱せずに進められる。
BIOSはヒートパイプが掛ってるので、ICクリップを装着するためにCPU周囲のネジも緩めてヒートシンク一式を外さないといけないのね。ということで熱伝導グリスも用意。

厚意で日本語化されたツールで動作確認。きっちり接触させてないと自動認識しないので注意。
んで、読み出し。やはり全量きっちり読み込んでいる。ベリファイもOK。じゃ、これで書き込みテスト。消去しろって?はいはい、消去。消去確認。書き込み。ふむ、プロテクト云々は出てこない。ベリファイ。正常。

読み込んだイメージを探索したら、やはり機種情報が数カ所に散らばってる。壊す前に読み込んでいた後半イメージを比較して、これを書き戻したら直るかもなあ、と考えてファイル内容を勘案して合成して書き込み。

・・・やれやれ、復活しましたよ。

では機種情報の所を書き換えてみましょうか。
旧:LM750HS6R\0
新:LL770FS\0R\0
あれ?と思うのでしょうが、不用意にスペースで埋めて機種チェックで弾かれても面倒なので、きっちり\0で末端処理。唯一リスクがあるとすれば、機種情報に続けて他の情報をそこから参照していたら、本来のデータの前にR\0が読み込まれてしまう可能性。

で、書き換えて、起動。(クリックすると拡大します)

Img_3302s

あら、あっさり出ちゃったよ。じゃあ、HDDを入れ替えてSmartVisionを起動。

Img_3300s

TV放送の受信表示に成功しちゃいました。放送機器の法令遵守にかなーり神経質でSmartVision Pro for USBの頃から何かと融通がきついNECにしては、意外な所でコレになっちゃったのはちょっと拍子抜けな感じも。

まあ、興味ということもあるし、本来のライセンス運用の面でも問題なので、とっとと本来のLM750HS6Rに戻して、本実験はおしまい、です。
でも、TSデコーダカード(p1akh)やチューナーボックスを自分の機種でも有効活用したいっていう心情は理解して欲しいものです。こと、13インチモデルでTVモデルはLM570ESが最後で、CPUもi3-380UM と1.33GHz/4スレッドとはいえちょっと物足りないでしょーに。
アンテナ設置や電源(19V)の問題はあるにせよ、モバイルマシンで視聴可っていう環境は、避難時には活きてくるものなんですよ。

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